状態を証と呼び

証によって治療法を選択する。

証を得るためには、四診を行うだけではなく、患者を医師の五感でよく観察することがまず必要である。

西洋医学では、患者の徴候から疾患を特定することを「診断」と呼び、これに基づいて疾患に応じた治療を行う。

しかし漢方医学では、治療法を決定すること自体が最終的な証となる。

例えば葛根湯が最適な症例は葛根湯証であるという。

証の分類と治療法の選択について、以下のようにさまざまな理論化がなされた。

気血水理論による診察法例えば気血水理論では、気人間の体の中を巡っている仮想的な「生命エネルギー」のようなもの。

血体内を巡り組織に栄養を与える。

血液がそれに近い。

水血液以外の体液がそれに相当する。

の3つの流れをバランスよく滞りない状態にするのが治療目標になる。

陰陽五行理論による診察法また、陰陽五行説も理論化に用いられた。

四診治療法を決定するためには四診を行う。
update:2010年02月08日