木造の簡易

多くは木造の簡易なもので、代表的な形態がモット・アンド・ベーリー型である。

平地や丘陵地域の周辺の土を掘りだして、濠を形成し、その土で小山と岡を盛り上げた。

小山は粘土で固めてその頂上に木造または石造の塔を作り、岡を木造の外壁で囲んで、貯蔵所、住居などの城の施設を作るものである。

これは非常に簡単に建築でき、十分な人数が有れば8日間で建築した例もある。

フランス西部で多く使われていたが、ノルマン征服によりイングランド全土に建設された。また、ほとんどの街も城壁を有する城壁都市となった。

11世紀には、天守や外壁が石造りの城が建築されるようになるが、石造りの城は建造に長期間かかり費用も高額になるため、王や大貴族による建設が中心であり、地方では木造の城も多く残っていた。

石壁には四角い塔が取り付けられ、壁を守る形になった。12世紀の十字軍の時代には、中東におけるビザンティン、アラブの技術を取り入れ、築城技術に革新的変化。
update:2010年02月22日